フリーターとは
フリーターの定義
平成20年版の厚生労働白書では、フリーターを次のように定義しています。
(1) | 年齢は15~34歳の若年 |
(2) | 現在就職している者については勤め先における呼称が「アルバイト」または「パート」である雇用者で、男性については継続就業年数が1~5年未満の者、女性については未婚で仕事を主としている者 |
(3) | 現在無業の者については家事も通学もしておらず「アルバイト・パート」の仕事を希望する者 |
最新の、就業基本調査(総務庁)から、その人数を男子78万人、女性89万人の計161万人と推計した。
2年連続の減少で、ピーク数の217万人(2003年)より56万人の減少であるが、統計を開始した92年の101万人より1.6倍に増加している。
フリーターの意識
日本労働研究機構の上西充子研究員は、フリーターを次のように類型化しています。
離学モラトリアム型 | フリーターになりたくて学校を中退・修了した |
離職モラトリアム型 | 積極的かどうかにかかわらず離職の結果フリーターになった |
芸能志向型 | バンドなど芸能関係を目指している |
職人・フリーランス志向型 | ケーキ職人や脚本家など伝門的職業を希望している |
正規雇用志向型 | 正社員を目指したが希望の業界に行けなかった |
期間限定型 | 学費稼ぎや、次の入学・就職試験までの期間限定の人 |
プライベート・トラブル型 | 病気や親の倒産などを契機にフリーターとなった |