雇用保険被保険者証

会社が変わっても、番号は変わらない

初めて雇用保険者になったとき、ハローワークは「被保険者番号」を設定し、被保険者に「雇用保険被保険者証」を交付します。

この被保険者証は、本人が所持・保管することになっています。

使用者は、新たに従業員を雇用したときは、被保険者証の提示を求めてください。

なお、新規学卒者、就職経験のない場合、通常は被保険者証を所持していません。

被保険者番号は、その被保険者について定めた固有の番号で、その人が転職等の異動をしても、引き続き同一の番号を使用します。

同一の番号を使用しないと、被保険者であった期間(適用事業所に被保険者として雇用された期間)が通算されず、離職後の受給手続時に、給付日数の決定の上で不利益が生ずる場合があります。

したがって、従業員が被保険者証を重複交付されているのに気がついたときには、ハローワークに連絡してください。

雇用保険被保険者証

離職票の役割と読み方

ハローワークで仕事を探す人は、会社から受け取った離職票を提出します。

離職票に書かれている賃金額や離職理由を元に、基本手当の日額や給付制限が行われるかどうかが決められます。

特に、賃金額に、通勤手当や残業代を含んでいるか、また税金や社会保険料などを控除する前の賃金額(ボーナスはここには含まれません)になっているかがポイントです。

誤って実際より低い金額が記載されていると、基本手当の日額もその分だけ低くなってしまいます。

また、離職理由の欄は給付制限に関係している事項です。ハローワークで仕事を探す人は、事実と相違ないか確認してから提出するとよいでしょう。


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