競業避止の誓約書(例)について

競業避止義務の誓約書の作成例

私は、退職後1年間は、貴社の競業に従事し、または自営しないことを誓約いたします。

なお、競業制限の期間、地域、代償措置などがどの程度であれば特約の効力が認められるのかという点については、事案ごとに異なり、すべてのケースに当てはまる基準を提示することはできません。

このたび貴社より取締役として選任され、その就任を承諾するに当たり、下記事項を遵守することを誓約いたします。

  1. 在職中はもちろん、退任後も1年間は、貴社の承諾なく、貴社と競業関係にある事業者に再就職(役員、顧問、相談役を含む)し、または競業の自営等を行わないこと。
  2. ・・・・・
  3. ・・・・・

なお、会社と取締役との関係は委任関係であり、雇用契約関係ではないから、就業規則や雇用契約に付随して結ばれた特約の効力が直ちに取締役に及ぶものではないため、同一企業内で労働者から取締役に就任した者についても、上記のような特約を結ぶ必要があります。


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