退職届の提出時期について

退職届の提出時期の考え方

「退職を申し出たら、会社が認めてくれない」という労働相談は、少なくないようです。

労働者は、退職を強行することになりますが、「期間の定めのない契約」の場合、いつ退職願いが出たかが、手続き上のポイントとなります。

しかしながら、これにはいくつかの考え方があり、判例も分かれています。

第1は、憲法第22条が「職業選択の自由」を宣言し、労働基準法第5条が「強制労働の禁止」を規定していることから、即日退職も可という考え方です。

第2は、民法第627条の規定に則り、退職届の提出の翌日から14日後に、雇用関係が切れるという考え方です。

第3は、就業規則の記載内容による、という考え方です。


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