主治医からの情報提供依頼書(例)

主治医からの情報提供依頼書の作成サンプル

主治医からの情報提供依頼書

精神科領域で提出される診断書の病名に関しては、精神科的診断名が曖昧に表現されることが少なくありません。

この背景としては、患者自身が病名を知られたくない場合もありますが、多くは精神科的診断名への世間の強い抵抗感が作用しています。

そのため、厳密な診断名とは言い難い、ノイローゼ、心因反応、自律神経失調症、神経衰弱、心身症、不眠症などが便宜的に使用される傾向があります。また、抑うつ状態、幻覚妄想状態など状態像で表現されることもあります。

どうみても復職は無理なのに、家族などからせがまれ「復職可能」の診断書を書く医師もいますが、これを真に受けて復職させて「再発→再度休職」となっても主治医は責められません。

最終的な安全配慮義務を負うのは、あくまでも事業所側です。

最終的に復職を許可する権限は、主治医ではなく事業所側にあるのです。


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