労働組合の結成まで

労働組合結成のタイプ

労働組合の結成のしかたには、大きく分けて次のようなタイプがあります。

(1) 有志が集まり、発起人となって結成準備会をつくり、一定の準備活動を経た後に労働者の多数を結集して組合を結成する。
(2) 有志がまず少数で組合を結成し、活動をしながら組合員を増やしていく。
(3) 数名が合同労組に加入し、公然または非公然に活動して組合員を増やしていく。
(4) 企業内の親睦を目的とした組織を解散して、労働条件の改善を目的とした労働組合として結成する。

労働者が主体的・民主的に運営する。

労働組合結成の流れは、一般的に次のようになります。

  1. 有志による結成準備会の発足
  2. 加入の呼びかけ
  3. 組合規約案の作成
  4. 結成大会の準備
  5. 組合結成大会
  6. 組合結成の通告
  7. 要求提出
  8. 団体交渉

あくまでこれは一般的な例であって、常にこのような順序をたどるとは限りません。

労働組合を作るのは、それほど難しいことではないのかもしれません。しかし、労働組合法上の労働組合となるためには、いくつかの要件があります。


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