年金と税金
年金と税金の関係
年金が、65歳以上で158万円、65歳未満で108万円以上の場合、税金が差し引かれます(令和6年度現在)。
なお、遺族年金・障害年金等は原則非課税です。
厚生年金保険法 第41条第2項
租税その他の公課は、保険給付として支給を受けた金銭を標準として、課することができない。ただし、老齢厚生年金については、この限りでない。
ただし、裁定請求書の「扶養親族等申告書」により申告することで、各種の控除が受けられる場合があります。
また、年金によっては課税対象となるものと、ならないものがあります。
課税対象となる公的年金等
- 国民年金や厚生年金保険などの公的制度から支給される老齢年金
- 確定給付企業年金、確定拠出年金
- 厚生年金基金の年金により支給される退職年金など
- 恩給法による恩給
課税対象とならない公的年金等
- 国民年金の遺族基礎年金、障害基礎年金
- 厚生年金の遺族厚生年金、障害厚生年金
- 寡婦年金